オンラインもオフラインも緩やかに、自然につながっていく。
先日、こちらのイベントに参加してきた。
■わたしのSNS歴
学生の頃にすごく流行って、色んな質問に答えて友達に回す「バトン」があったり、日記へのコメントがついてホーム画面に赤文字が表示されると嬉しい気持ちになったり、足あとの数を気にしたりw
自分の中の「承認欲求」というものを認識したのもこの頃。
就活がうまくいっていない時に、友達が内定もらったっていう投稿を見て、素直におめでとうと言えない自分にガッカリしたのを覚えている。
その次に、iPhoneを買った頃に始めたのがTwitter。
いつ頃かは思い出せないけど、Facebookも始めて、もはやSNSをチェックしたり投稿したりするのは自分の日常になった。
ネガティブな気持ちに落ちることもあるけど、何だかんだ色んな人たちとの出会いがあり、有益な情報が手に入るSNSは、自分にとってはなくてはならない存在。
ただ、どう使っていくか、というのはあまりこれまでもちゃんと考えたことがなくて。
いつもvoicyの番組を聴いているあやにーさんが大阪でイベントに出る、そしてテーマがSNS、ということで、Facebookで見つけた瞬間に申し込んで参加してきた。
■イベントメモ
まず、イベントはD×PさんとNPO未来ラボさんの共催で、モデレーターはD×P代表の今井さんだったのだけど、40名ほど?の方が参加されていて、そのうち 7~8割があやにーさんvoicyのリスナーということでビックリ!まるであやにーさんのファンイベントw
(写真はD×PさんのTwitterから拝借しました)
で、肝心の中身について。
・むやみに敵をつくらない。
いわゆる炎上商法なんかもあるし、それ自体を否定はしないけど、あやにーさんはなるべくそういうことは避けたいと考えている。自分自身の心も傷つくし、折れることもある。
強いメッセージは響きやすい、でも、誰かを傷つけてしまうこともある。
・ 自分の記録じゃなくて、フォロワーに情報を届ける。
何でもかんでもつぶやくより、見る人の気持ちを考えて、軸をもって発信するようにしたら、フォロワーが外れにくくなった。
仕事用とか趣味や日常のつぶやきなど、目的に応じてアカウント分けるのも全然あり。
・自然に、無理なくやれるのが一番。
あやにーさんは「息をするようにつぶやく」らしいw
軸をつくる、という話も、自分が関心のあること、好きなことなら発信を続けるのは苦じゃないはず。無理やりキャラづくりをするというよりは、自然に発信し続けられるようなことを軸にしていったらいい。
何をつぶやいたらいいか分からない、という人も、自分の経験は絶対に誰かにとって価値になるから、大丈夫。
・フォロワーの数ではなく、応援してくれる人の数。
フォロワー数の増減に一喜一憂する必要はない。1万人フォロワーがいても、いいねが10しかつかない人もいれば、フォロワー100人でも毎回いいねやリプライがつく人もいる。
フォロワーが増えると、巻き込める人が増える、自分を助けてくれる、応援してくれる人が増えるので、それ自体は良いことだけど、フォロワーを増やすためにつぶやくのは手段と目的をはき違えている。
・とにかく、続けた人が勝つ。
あやにーさんがvoicyの中でもよく言っているけど、行動に起こすこと、そしてそれを続けることって、なかなかできることじゃないし、実際できている人は少ない。
だから、毎日コツコツ発信し続けること、成果が出るまでやり続けることが、やっぱり何より大事。
■感想
お二人のテンポ良いトークがとても面白くて、あっという間の2時間だった。
一番強く思ったのは、SNS(オンライン)でもオフラインでも自分は自分でしかないから、キャラをつくるんじゃなくて、自分らしい発信のしかたを見つけるのが大事で、それが無理なく続けるコツだということ。
ただ、何でもかんでも好きに発信するというよりは、いくつか軸を絞ったほうが、見てくれている人たちが求めている情報と、自分が発信したい情報の間のギャップが少なくなる。そうすることで仕事につながったり、自分が会いたい人に会えたり、求める成果にもつながりやすくなる。
最後に、イベントの様子をハッシュタグ「#これからのSNSの使い方」でつぶやいたり、他の人がつぶやいているのを追っかけたりしながら参加してたんだけど、これ結構難しいなと思った。気が付くとTwitterの方に気がいってしまって、トークをあんまり聞いていなかったり、という場面がちょくちょくあった。
でも、どんな人が参加してるのかリアルタイムで分かるし、そこから質問も拾えるし、イベント後も記録として残るので、良いやり方だとは思う。自分が慣れていく必要があるけど。
という訳で、しばらくTwitterは頑張って更新し続けよう。
発信の軸も意識しながら、すぐには難しくても、何かしらの成果につながると信じて。