2017年1月に読んだ本
2017年も早1ヶ月が過ぎた。
ここで1月に読んだ本を振り返ってみる。
Books Mashu - 2017年01月 (3作品)powered by Booklog
去年30代に入ったこともあって、今年は生活習慣を見直して「体力をつける」というのを目標にしている。
大事にしたい心得としてはこの3つ。これは去年から変えていない。
- 時間を守る
- 上機嫌で過ごす
- 走りながら考え、考えながら走る
この3つ目、そして体力をつけるという面でも、今年1冊目に読んだ山口絵理子さんの著書にある生き方・在り方そのものは見習いたいなと思うものばかり。
当初のイメージと少し変わってきたなと感じるのは、とにかく熱い想いだけで走り続けている人なんだと思っていたのが、睡眠や運動など健康にも気を遣っていたり、モノづくりをする現地の言葉を覚え、職人に寄り添い、目線を合せていたり、という姿勢。
モノづくりのレベル、高い基準は変えないのだけど、それを実現するために、モノづくりの現場を変える、そして小売・消費者の価値観を変えるという大きなビジョンに近づくための努力を怠っていないのだな、と。走り続けるため、必要な時に最大のパフォーマンスを出せるように自分のコンディションを整えておくという、まぁ簡単に言えば体調管理という社会人として当たり前のことなのだけど、それをきちんとやっている山口さんはすごいなぁと思った。
2冊目の「長期インターン戦略」は、レビューにも書いたのだけど、自分の仕事そのものなので内容そのものがどう、というよりは、これが企業経営者の手によって書かれたということに価値があると思った。
採用活動の一環としてのインターンが広がる中、それだけじゃない、中小企業の可能性を広げていく長期実践型インターンシップをもっともっと世の中に浸透していけたらいいなと思う。
3冊目「そして、暮らしは共同体になる。」は、とにかく読んでいて心地良かった。それこそ東日本震災以来、自分なりの”心地良さ”を探してジタバタもがいたこともあったけど、ようやく、それを探すプロセスそのものも楽しみながら生きていけたらいいなぁ、と思えるようになってきた。視野を狭めることなく、こうだ!って決めつけることもなく、程よくオープンに、ゆるゆると、日々を過ごしていけたらいいな。
数読むことが目標ではないけど、やはり少なすぎても良くはないと思うので、だいたい年間50冊くらいは読みたいと思っている。なので、1月はちょっと少なめ。
ただ読みかけの本がたくさんあるので、できれば2月中に読み終えたいなぁ…。
言われて嬉しい言葉
少し前に、すごく嬉しいことがあった。
それは、とある友人から
「いつか一緒に仕事したいですね」
って言ってもらえたこと。
そして、同じ日に、以前とある研修会でお会いした方から電話があって、その研修でも話題に挙がっていた仕事のやり方などについて色々と質問してもらえたこと。
「必要とされているんだ」
「覚えててくれたんだ」
そう思えて、すごく嬉しかった。
仕事の成果を何で測るのか、いろんな見方があると思う。
- 売上(利益)を上げる
- 人(後輩など)を育てる
- ゼロからイチをつくる(新しいコト・モノを生み出す・つくる)
- 自分自身が成長する
自分としては2.3.を大事にしているつもり。その後で1.4.がついてくると思っているしそれを目指している。
それを測るのは自分自身であったり、自分たちの組織ではあるけど、先に書いたように、人に必要とされているということ、声をかけてもらったり、頼ってもらえているということ、覚えてもらっているということも、一方ですごく嬉しいなと思った。
人からこういう言葉をかけてもらえること、これは理屈ぬきに嬉しいし、同じような意味の言葉でもより「嬉しい」と感じられる言葉がある。それから、誰に言ってもらえるかも。
このことを、ちゃんと覚えておきたいなと思った。
すぐやる!技術
タスクを洗い出したり、計画を立てたりするのは割と好きな方(というか、全部洗い出さないと気が済まない)なのだけど、その中でどう優先順位をつけるか?はまだまだうまく出来ないことも多い。
ずいぶん前から「やらなきゃ…」と思っていたことで、しばらくやらないままにしていると、だんだん手をつけるのがおっくうになって、どんどんめんどくさくなって…というタスクがちょくちょく発生している。
でも、そういうタスクの中にも「やってみたら案外大変じゃなかった」というものもある。というか、そういうものの方が多かったりするので、「もっと早くにやっときゃ良かった!」ってなる。
GTDの考え方で「2分以内に終わるタスクはその瞬間に片付ける」というのがあって、それは実践しているのだけど、もう少しかかりそうなタスクは、やっぱり後々になることも多くて。
ちょっと分析してみると、だんだん億劫になってくるタスクというのはタスクとしての挙げ方が適切でないのだと思う。
どう進めるか?というプロセスが明確でなかったり、そもそもどうなったら完了する?という基準が曖昧だったり。もしくは、これ何のためにやるんだっけ?(これやったら誰が喜ぶんだっけ?)が分からなかったり。(←これはもはややらなくても良いのかもしれない)
すぐやる!と後でやる!の基準、優先順位づけの工夫はまだまだ必要そうだ。
(同じようなタイトルの本があったような気もするが、気にしないことにする)
実験スタート
これまでは、会社とか、学校とか、あるいは住んでいる場所によってその人個人の仕事や暮らしが規定されていたが、これからは、その人個人が何をしてきたか、何ができるのか、どんな人なのか、がより重視されるようになる。それが仕事にも結びつくし、個人と個人が繋がり合って、その延長線上に仕事がある、そんな状況が普通になる。
ニュアンスはちょっと違うかもしれないが、そんな感じの話を耳にすることも多くなった。
複業(副業)も当たり前になるし、プロジェクトベースでの仕事も増えていくと思う。
そこで、ちょっとした実験気分で、ブログを書いてみることにした。
SNSは結局、リアルな繋がりから逃れられない。
ブログだって同じかもしれないけど、少なくとも、自分の考えや行動蓄積していくことはできる。
(はてながつぶれない限り、だけど)
いきなり仕事を募集したい訳ではないけど、(今はフルタイムでバリバリ働いているので)
この人はどんな人?どんな分野のことを知っていて、どんなことが出来て、どんな価値観を持っているのか、そんなことがわかるようなものにしていけたらいいなと思う。