結果にこだわる
昨年開幕したBリーグも大詰め。
リーグ戦が終わり、各地区の上位チームで争うチャンピオンシップのセミファイナル、栃木ブレックス対シーホース三河が先週末に行われた。
ご存知の方もいるかもしれないが、昨日はすごい試合だった。
第1ゲームを栃木が快勝して迎えた第2ゲーム。序盤に三河がゴールラッシュを決め、点差を広げる。だが第4Qに入り、三河が勝った場合同日に行われる第3ゲームを見据えてベンチメンバーを出したところで、栃木の逆襲が始まった。19点あった差が、ベンチメンバーの活躍で気付けば同点。結局第2ゲームは落としたものの、一度下がった三河のスタートメンバーを引きずり出し、第3ゲームを戦う体力を削ぐ形となった。
そして第3ゲーム。全体的に三河ペースで進んでいくが、栃木も何とか食らいつく。そして残り30秒、2点差ビハインドから、相手のミスもあって逆転勝ちを決めた。
たった2点差。1年近く戦って、チャンピオンへの切符を決めたのはたった1本のシュートだった。
でも、それでも、勝ちは勝ち。負けは負けだ。
私は栃木ブレックスのファンなので、栃木目線で上記の文章を書いた。勝者の目線だ。
もし栃木が同じような試合展開で2点差で負けていたら、あるいはシュート1本及ばなかった三河の目線で書いたら、違うシーンが見えていたと思う。
同じできごとであっても、結果が違えば、それに伴って意味づけも変わってくる。
結局は結果なんだ、ということを感じさせられた。
昨日の栃木-三河戦を見返しながら思う。意味づけは結局結果をもとにされるもの。栃木が第三ゲームで勝ったから第二ゲームの追い上げに意味があったと言える。負けてたら第二ゲームで追いつけなかったのが敗因ということになっただろう。しょせん意味づけは意味づけでしかなくて、結局は結果が全て。
— masue (@masuely) 2017年5月22日
仕事でも日々一生懸命がんばっているつもりだけど、どこかで「がんばってさえいれば結果につながらなくてもしょうがない。がんばったそのプロセスが大事」という甘えがあったと思う。
もう一度、結果にとことんこだわって、最後の最後まで結果を追い続けよう。日曜日の試合を見て、そう感じた。