自分のスイッチは自分で入れる
日々、仕事をしていると
なんか今日、やる気でないなぁ…
ということがちょくちょくある。
休みの日でも同じく、平日にはあれやろう、これやろう、と思っていたはずなのに、いざ土日になると「何もしたくない…」となって、結局ダラダラと過ごしてしまうことがある。
これはよく研修なんかで言っていることではあるのだけど、
やる気の有り無しなんてどうでも良くて、その時やるべきことをきっちりやるだけ。
モチベーションを言い訳にしているうちは、良い仕事はできない。
その通りだとは思うけど、とは言うもののやっぱり人間。
モチベーションの上がり下がりがあるのも当然のこと。
そこですごく大事だなと思うのが、自分で自分のモチベーション(心の状態)をコントロールするということ。
気持ちが下がっているまま無理矢理やり続けるのもつらいし、「よし、やるぞ!」と自分を奮い立たせた所でやる気が出てくるものでもない。
自分の心の状態を変えるのは、基本的に何かしらの行動。
という訳で、何か調子出ないな…という時に、自分がやっていることを書いてみる。
①とりあえず始める
脳の中でやる気をつかさどる「側坐核」という部分は、刺激されることで活動し始めるそうだ。
身も蓋も無い話かもしれないが、とりあえず取り掛かる、というのは結構大事だと思う。
どうしても嫌だなと思っていても、とりあえずメールチェックから始めるとか、書類仕事を片付けるとか、あまり頭や神経を使わなくてもできるようなところからやり始めると、気が付いたらノッていた、ということも結構ある。
逆に言えば、「とりあえず取り掛かれる、簡単な仕事」をある程度用意しておく、というのも一つのコツだと思う。
②自分のスイッチを入れる習慣を持っておく
いわゆる”ルーティン”っていうやつに近いと思う。
やる気の出る音楽を聞いたり動画を観たりする、大事にしている言葉を思い出す、ストレッチをする、等々。
人によって様々だと思うが、五感を使う、というのがポイント。要は、自分の意識に頼るのではなく、外的刺激を得るということ。
自分の場合は、これを聞きながら出社するとちょっとテンション上がる、という曲や、落ち込んでいる気持ちに寄り添ってくれる曲など、「こういう時にはこれ」という曲がある。結構、音楽(聴覚)に影響される部分が大きいのかもしれない。
あとは、大事にしたい考え方、言葉を手帳に書いているので、それを1日1回は見るようにしている。
使える場面も色々あると思うので、いくつか持っておくと良いと思う。
③それでもダメなら、休む
それが出来たら苦労しないよと言われるかもしれないが、一日丸々休まなくても、午前中の2時間だけとか、お昼休みを長めに取って散歩したり昼寝したりとか、少しだけでも休むって大事だと思う。
仕事から離れてみると、だんだん「そろそろやるか」と思えるようになることもある。
就業時間やお昼休みの時間がきっちり決まっている会社だと難しいのかもしれないけど、生産性が低い状態で無理矢理頑張るほど、ムダなことは無いと思う…。
大したことは書いていないけど、自分のスイッチを自分で入れられるようになる人って、要はセルフマネジメントが上手な人。
好不調の波に左右されることなく一定の成果が出せるので信頼されるし、本人も健康な状態で仕事をし続けられるので、本人にとっても周りにとってもすごくハッピーだと思う。
まだまだだけど、自分で自分のスイッチを知って、必要な時に押せるようになりたいなぁと思う。