やりたい仕事の見つけ方
久しぶりの更新、だけどほぼFacebookからの転載で失礼。
ここに書いてある「就きたい職業」×「扱いたいテーマ」×「達成したい世界観」の話、ふと、学生と話す中で思い出すこともよくあって。
この本で知って、あ、なるほど!と、今まで聞いた進路、キャリアに関する考え方の中で一番しっくりきたので、ちょっと自分なりに考えを整理してみたいと思った。
将来、何がしたいのか?と考えるとなかなか見つからないけど、「就きたい職業」「扱いたいテーマ」「達成したい世界観」のどれかにちょっとくらいは、自分のしたいこと、できることが重なるんじゃないだろうか。
「就きたい職業」
どんな仕事がしたいの?と聞くと、大体返ってくるのはこれかな。営業とか企画とかマーケティングとか。でも新卒の場合、いきなり企画の仕事ができるとは限らないし、営業とひと口に言っても扱う商材や対象となる顧客、その会社によっても全然違うので、これだけで考えると結構頭打ちになりがち。
「扱いたいテーマ」
何したいの?と聞いてあんまりピンとくる答えが無かったら、次に聞くのが「何が好き?」「興味のあること・分野は?」すると音楽とか食べ物とかスポーツとか、趣味に近いことも多いけど何かしら返ってくる。何にもやりたいことがない、分からないなら、まずは自分の興味のある業界から当たってみたら、とは言うものの、ただ、趣味と仕事はやっぱり違うので、ここだけ掘り下げてもやっぱりなかなかムズカシイ。
「達成したい世界観」
学生に問うにはかなり崇高な問いではあるけど、仕事を通じてどうなりたいの?どんな社会をつくりたいの?と考えていくことで、社会が自分ごとになるし、ここで初めて自分自身と仕事、社会がつながっていくんじゃないかと思う。さらに突き詰めていくと、自分は何のためにはたらくのか?という問いにぶつかる。未来を見すえるのは難しいけど、過去の体験を掘り下げていくと、誰でも何かしら原体験のようなものは持っているので、時間はかかるけどこれが見つかったら強いんじゃないかと思っている。
よくWill/Can/Mustの話もするけど、Mustの部分は特に学生はピンと来ないことも多いので、こっちの方が使えそうだ。
2017年7月に読んだ本
Books Mashu - 2017年07月 (9作品)powered by Booklog
…何だかブログが「読んだ本のまとめ」になってきた。
もう少し色んなネタで書いていきたいのだけど、何を書こうか…
そうだ、ゼロ秒思考で考えよう。
2017年6月に読んだ本
Books Mashu - 2017年06月 (2作品)powered by Booklog
そういえば、今日読んだけど、これは良かった。アスリートのキャリア、「やり直せる社会」について、いろいろ考えた。桃田選手の記事が掲載されているのも、偶然じゃないのかな。
Number(ナンバー)930号 清原和博「告白」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/06/29
- メディア: 雑誌
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結局、大事なことはシンプルだ。
昨日、こう思うことが二度あった。
どうも、私は目の前のことに囚われがちで、「何をするか」を一生懸命考えてしまうみたいだ。
例えばイベントやワークショップ、研修なんかで、何かしら変わったアクティビティを入れようとしたり、細かい部分をきちんと作りこもうとしたり。
でも、大事なのは「何をするか」よりも「何のためにするか」とか、それをやって「どうなりたい(なってほしい)のか」ということ。
だから色々と難しく考えて複雑なものを作るんじゃなくて、目的やゴールイメージをはっきり持っておく、そこからブレずにいれば、やることは多分シンプルでいい。そう思った。
シンプルに問いかけをしたら、場が動き出す。その場を作れば、コンテンツ(中身、話したいこと、やりたいこと)は参加者の中にある、そんな感じなのかもしれない。
自分の役割
今の仕事に就いてから、自分の役割というものをすごく考えるようになった。
小さい組織だから、新しいことをやろうと思えばある程度チャレンジできる幅はあるし、収支も全部見られるようになったし予算も自分たちで管理している、そんな環境だからかもしれない。
与えられた仕事をただこなすというよりは、自分は何をもって組織に貢献するのか。
貢献できること、そして自分がしたいことは何なのか。
私は組織の中でいうと「ボランチ」らしい。
残念ながらサッカーには疎いので調べてみた。
だ、そうだ。
前にも同じようなことを言われたことがあるし、自分でも違和感はないのでそうなんだろうと思う。
この強み?はもっと伸ばしていきたいなぁ。
2017年5月に読んだ本
Books Mashu - 2017年05月 (6作品)powered by Booklog
ひとつひとつのレビューはそれぞれのページを見ていただくとして、バランス良く色々読めたなぁと思う。
「何が書いてあるか想像つかない本」へのチャレンジは続けていきたい。
そしてもう一つ、本は1時間くらいで一気に読むべし、と思う。
ちまちま数十ページずつ読み進めていても、次に読む時には前読んだところは忘れていて全然頭に入ってこない。それだったら一気に、途中までしか読めなくても、1時間で1冊読み切るくらいの気持ちで読む、その方が良い。そしてその方が、積読にならなくてすむ。
読みたい本はどんどん出てくる。そのスピードに読む(読み飛ばす、も含めて)スピードを合わせていこう。
結果にこだわる
昨年開幕したBリーグも大詰め。
リーグ戦が終わり、各地区の上位チームで争うチャンピオンシップのセミファイナル、栃木ブレックス対シーホース三河が先週末に行われた。
ご存知の方もいるかもしれないが、昨日はすごい試合だった。
第1ゲームを栃木が快勝して迎えた第2ゲーム。序盤に三河がゴールラッシュを決め、点差を広げる。だが第4Qに入り、三河が勝った場合同日に行われる第3ゲームを見据えてベンチメンバーを出したところで、栃木の逆襲が始まった。19点あった差が、ベンチメンバーの活躍で気付けば同点。結局第2ゲームは落としたものの、一度下がった三河のスタートメンバーを引きずり出し、第3ゲームを戦う体力を削ぐ形となった。
そして第3ゲーム。全体的に三河ペースで進んでいくが、栃木も何とか食らいつく。そして残り30秒、2点差ビハインドから、相手のミスもあって逆転勝ちを決めた。
たった2点差。1年近く戦って、チャンピオンへの切符を決めたのはたった1本のシュートだった。
でも、それでも、勝ちは勝ち。負けは負けだ。
私は栃木ブレックスのファンなので、栃木目線で上記の文章を書いた。勝者の目線だ。
もし栃木が同じような試合展開で2点差で負けていたら、あるいはシュート1本及ばなかった三河の目線で書いたら、違うシーンが見えていたと思う。
同じできごとであっても、結果が違えば、それに伴って意味づけも変わってくる。
結局は結果なんだ、ということを感じさせられた。
昨日の栃木-三河戦を見返しながら思う。意味づけは結局結果をもとにされるもの。栃木が第三ゲームで勝ったから第二ゲームの追い上げに意味があったと言える。負けてたら第二ゲームで追いつけなかったのが敗因ということになっただろう。しょせん意味づけは意味づけでしかなくて、結局は結果が全て。
— masue (@masuely) 2017年5月22日
仕事でも日々一生懸命がんばっているつもりだけど、どこかで「がんばってさえいれば結果につながらなくてもしょうがない。がんばったそのプロセスが大事」という甘えがあったと思う。
もう一度、結果にとことんこだわって、最後の最後まで結果を追い続けよう。日曜日の試合を見て、そう感じた。